■Funny you should say that.
「あなたがそれを言うべきだとはおもしろい」ではありません。
■今日のフレーズ
Funny you should say that.
奇遇ですね。
■例文
(1) Funny you say that. I was just thinking of the same thing.
(奇遇だなあ。ちょうど同じことを考えていたよ)
(2) You want something sweet? Funny you should say that, because I just bought some chocolate.
(何か甘いものがほしいって?偶然だね。ちょうどチョコを買ってきたんだから)
(3) Have I talked to John recently? Funny you should ask. He called me last night and told me about his new job.
(私が最近ジョンと話したかって?実はね、昨日電話があって、新しい仕事の話をしてたよ)
■解説・コメント
Funny you should say that.は、会話では「奇遇ですね」くらいの意味で使われるフレーズです。
It is funny that you should say that.が正式な文で、「あなたがそれを言うだなんて、おもしろいものですね」という直訳です。中学3年から高校にかけて習う形式主語の構文ですが、文中のshouldは「すべき」ではなく、「…だなんて」「…するとは」という驚きのニュアンスを表す使い方です。
相手と自分の考えなどが偶然一致(coincidence)した時に「奇妙な一致」という気持ちをfunnyで表し「奇遇」として使うのです。その一致がちょっとした驚きであれば「奇遇だね、今言おうと思っていた」という感じですし、嬉しければ「よくぞ言ってくれました!」「聞いてくれてありがとう」のようなニュアンスになります。表情と言い方が大事になります。
会話では定型化していて、正式形よりもFunny you should say that.やshouldなしのFunny you say that.が頻繁に使われます。
動詞はsayのほか、ask, mentionを取ることもあります。実際、メインはsayとask、たまにmentionと知っておけば十分です。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!