■run the gamut
gamut、耳慣れない単語かも知れません。
■今日のフレーズ
run the gamut
広範囲・全範囲に及ぶ、ピンキリだ
■例文
(1) The price of T-shirts runs the gamut.
(Tシャツの価格は幅が広い・ピンキリだ)
(2) The author says in this book that ignorance runs the gamut of society.
(著者はこの本の中で、無知が社会の全階層にわたっていると述べている)
*ignorance 無知
(3) My uncle’s hobbies run the gamut from car repair to portrait painting.
(叔父の趣味は車の修理から肖像画を描くことまで、多岐にわたる)
■解説・コメント
run the gamutは「広範囲・全範囲に及ぶ、ピンキリだ」という意味のフレーズです。gamutは正式には「全範囲、全域」(complete range)ですが、会話では「広い範囲」の意味で使うことが多いです。また、ここでのrunは「…に及ぶ、達する」という意味になります。
gamutの発音(ゆっくり)
gamutの発音(標準)
例文(1)のように、日常では、商品の広告やレビューなどでこのフレーズが見られることが多く、また「ピンキリ」のニュアンスで用いられることもあります。また、例文(2), (3)のように、gamutの後ろにofやfrom A to Bの形を続けるのも一般的です。
■音声確認
■5秒英単語
half
(半分;半分の)
四分の一はquarter (クウォーター) です。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!