■walk-in

賃貸物件を探す時は、収納スペースが充実している部屋が理想だと思います。最近では、単身者向けの部屋でもウォークインクローゼット(walk-in closet)が備えられているものが増えているようですね。

実は、walk-inには別の意味もあります。

■今日のフレーズ

walk-in 予約なしの、飛び込みの

■例文

(1) Don’t worry about making an appointment. It’s a walk-in dental clinic.

(予約の心配は不要です。そこは予約不要の歯科です)

(2) Although the restaurant will take walk-ins, reservations are recommended.

(そのレストランは直接行っても大丈夫だけど、予約しておく方がいいよ)

ウォークインクローゼットは英語でwalk-in closetと言います。カタカナ語ではめずらしく(?)和製英語ではありません。walk-inは「中に入って行けるほど大きい」という意味の形容詞ですが、「予約なしの、飛び込みの」という意味でも使われます。

つづりからわかるように、元はwalk inという2語の動詞フレーズです。「歩いて入る」ですね。これを比喩的に「事前の約束なしで入っていく」という意味で使っているのです。近所のなじみのお店に立ち寄るのに予約などはいらない、そういう場面を考えると、歩いて入っていくという言い方との結びつきがわかると思います。

walk-inは物にも人にも使います。主に医療機関に使うことが多いようですが、レストランやお店にも使います。上の例文を参照してください。

人に対しては、walk-in customerなどの言い方や、名詞化して単にwalk-inという表し方をします(例文(2))。予約なしで来店したお客、ふらりと入ってきたお客、そんな感じです。日本語には「ふりのお客」という表現がありますが、それに相当すると思います。

辞書には特に明確な記載はないのですが、動詞のwalk inも「入る」だけでなく「予約なしで直接行く」の意味で使う人がいます。そのうち掲載されるようになるかも知れません。

余談ですが、日本語の「ふりのお客」について、「フリーのお客」だと思っている人が多いらしいです。カタカナ語が氾濫している影響でしょうけれども、実際は「振りのお客」です。歌舞伎のせりふにも登場する、古い言葉だそうですよ。

■音声確認

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

無料メール講座を購読する

公式LINEからの配信を受け取る

英語コーチングとは

各コースのご案内

メールでのお問い合わせ

にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村