How are youを文法する!

“How are you?”でも文法を意識すると役に立つ

“How are you?”は挨拶の表現ですから、初級の段階で必ず習います。「お元気ですか?」と習いますね。この英文ひとつにも文法があるのですが、考えてみたことはありますか?最初のうちは「”How are you?”と言えば挨拶になるんだな、なるほど」でいいですが、勉強が進んでから振り返ってみると発見があります。

How are you?の”how”の意味を考える

howの意味を知っていますか?

「どう(どのような、どのように)」

という意味です。ですから、”How are you?”の本来の意味(直訳)は

「あなたはどう(どのような)ですか」

となります。どういう状態かと聞いているわけです。「あなた調子どう?」ということ。だから、返答は”I’m fine. Thank you.”(元気(な状態)です。ありがとう)なんです。

“How is your mother?”と聞かれて、きょとんとする人がいます。「そんな英語習ったことない」と言われることもあります。ですが、上の内容を知れば機転が働きますね。”How are you?”の単語入れ替えだとわかります。「お母さんの調子はどう?」「お母さん、お元気?」という意味だと理解できるのです。さらに、

How have you been?

という英語に触れた時にも、直感が働きます。これは”How are you?”の現在完了形です。”are you”は現在完了では”have you been”になるのです。

“How are you?”をただ単に挨拶表現として受け止めるか、howの意味に意識を向け、areはBE動詞だからisにもamにもなり得ると考えておくのか。文法や語法はこういうところで考えると役に立ちますよ。

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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