ding-dong ditch

成人した日本人英語学習者にとって、子ども同士が使う英語に触れる機会はほとんどありません。たまたま、いたずらの代表例を思い出したのですが、英語圏の子どもたちはピンポンダッシュを何と言っているんだろうと疑問に思いました。調べてみたところ、答えは

ding-dong ditch

でした。英語の擬音では、鐘などが鳴る様子をding-dong (ディンド~ン) と表します。ditchにはいろいろな意味があるのですが、ここでは「置き去りにする」という意味です。呼び鈴(現代ならインターホン、かな)を鳴らしてそのまま走り去るいたずら、応対に出てきた家主が置き去りにされてしまうイメージなのですね。いたずらすることを勧めるつもりは毛頭ないですが、ding-dong ditchという言葉には、D-D-Dと同音の連続があって、響きがいいですね。韻律を感じ取ることができます。

子ども同士の英語はけっこうむずかしい

保育園や幼稚園には、子どもたち同士で使う、いわば「専門用語」があります。いろいろな種類の鬼ごっこの名前、日々のルーティンや恒例行事の名前などが特にそうです。日本で生活していると、それらの英語版を知る機会はまずありません。興味はあるんですけどね。アメリカに住んでいたとき、ご主人の留学に合わせて家族で渡米してきた一家と知り合いになりました。小さいお子さんが二人、地元の保育園に通うことになり、ある日「子ども英語」の話題になりました。ご両親いわく、「保育園英語ってネイティブには普通だけど、こっちにとっては新鮮だよ」と。子どもはいつか卒園しますので、期間限定の英語になります。ご両親は楽しそうでした。具体的にどんなフレーズが飛び交っているのか、間近で見て聞いてみたいものです。

「英語をやるなら子どもと話せ」とアドバイスする人がいますが、簡単な時と難しい時があります。大人の側に「子ども業界」の知識がない場合は、さっぱりわからなくなるでしょう。英会話の練習では、やはり話す相手や話題を慎重に選ばないといけないのです。

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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