piggyback
「おんぶ」のことを英語ではpiggybackと呼びます。豚の背中に子どもが乗って遊ぶ姿から来た表現だそうです。
欧米では、赤ちゃんをおんぶする習慣はほとんどなく、抱っこかベビーカーを使用するのが一般的です。欧米風の影響でしょうけれども、ここ30年ほどの間に「おんぶベルト」ではなく「抱っこバンド」のほうが主流になってきましたね。
「抱っこ」は私が知る限り、名詞の言い方は英語では見当たりません。「抱っこする」であれば、carryが普通の言い方になります。hugは「(軽く)抱きしめる」の意味なので、親が子どもをひょいと抱き上げるニュアンスとは違います。
おんぶは両手が空くだけでなく、目の前の作業をしやすいというメリットがあります。料理や掃除がしやすいですよね。しかし、悲しい話になりますが、都市型犯罪の増加に伴い、死角ができるおんぶよりも、目の前で抱くことができる正面だっこのほうが子どもの安全確保には向いているでしょう。混み合う電車・バスの中でも抱っこの方が乗客同士のスペース確保になりますしね。
どこかの国について、おんぶ派の国か抱っこ派の国かを調べてみるのもおもしろいかも知れませんね。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!