こんにちは。英語・英会話コーチ工藤 裕です。同じ英語でもアメリカ英語とイギリス英語はずいぶん違います。発音やイントネーションだけでなく、単語の使い方もけっこう違うんですよ。
Phrase (フレーズ)
smart
Meaning (意味)
(服装などが)きちんとしている
Comments (ひとこと)
英単語smartについて、学校などで習いませんでしたか?「smartはカタカナ語のスマートとは違って『頭がいい、賢い』なのです」と。これは基本的にはアメリカ英語での話です。イギリス英語のsmartは「おしゃれな服装をしていてカッコいい」という意味でも使われます。
日本語の「スマート」は「体型やスタイルがいい」という意味で使われますが、アメリカ英語、イギリス英語共にその意味はありません。ここは重要です。カタカナの「スマート」の意味は日本独自になっていますので注意してくださいね。
話を戻して、イギリスでは、服装規定でsmart casualとあったら、ネクタイやスーツなどは必要ないが、品の良いシャツやセーター、パンツ(短パン不可)を着用しなさいという意味です。また、お店などがsmartだと言えば、それは「垢抜けていて洒落ている」という意味です。
Examples (例文)
Example 1
A: That’s a nice suit. You look really smart today!
(いいスーツね。今日はとってもオシャレよ!)
B: Thanks. Now, let’s go to the smartest restaurant in London.
(ありがとう。さあ、ロンドンで一番おしゃれなレストランに行こうか。)
Example 2
A: That’s a very smart suit. Are you going anywhere?
(それはとても素敵なスーツですね。どこかに行かれるんですか?)
B: Yes. I’ve got a job interview.
(そうなんです。就職の面接があるんですよ。)
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!