こんにちは。英語・英会話コーチ工藤 裕です。
日本語のカタカナ表現は、日本人の勘違いや造語が定着した場合が多く、正しい英語を反映しているとは限りません(和製英語)。英語での本来の使い方を学ぶ必要があります。
日本語ではこう言いますが
ソフト
英語では
- software
- application (or app)
Comments (ひとこと)
主にパソコンを使って作業する人にとって「ソフト」はなくてはならないもの。ですが、このソフトはカタカナ日本語です。英語でsoftと言っても、それは「やわらかい」という意味でしかなく、パソコンのソフトの意味としては伝わりません。正しくは、software [ソフッウェア]と言います。
softwareは不可算名詞で、コンピュータ・プログラムの総称です。
スマホの普及に伴い、「アプリ」と言う言葉が使われるようになりました。元の英単語はapplication [エァプリケイシュン]です。applicationは可算名詞で、こちらもプログラムのこと。
softwareとapplicationの使い分けは、前者が不可算名詞で後者が可算名詞である点を除けば、同じものを指しています。専門的な場合はともかくとして、日常的な会話ではどちらを使っても問題ないでしょう。まあ、アプリと呼ぶのが一般化しましたから、applicationが楽でしょうかね。
大切な補足ですが、カタカナ語の「アプリ」は「アプリケーション」を日本語式に省略した和製表現です。英語でappliと言っても伝わりません。正しくはappと略します。[エァプ]のように発音してください。[アップ] と言うと、たいてい相手にはUPに聞こえます。
Examples (例文)
Example 1
A: What does Mary major in at college?
(メアリーは大学で何を専攻しているの?)
B: She’s studying computer programming. She wants to become a software designer.
(プログラミングだよ。ソフトのデザイナーになりたいんだ。)
Example 2
A: How come my computer is so slow?
(私のパソコン、どうしてこんなに遅いの?)
B: You’re probably running too many applications.
(ソフトを立ち上げすぎなんだと思うよ。)
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!