こんにちは。英語・英会話コーチ工藤 裕です。
日本語のカタカナ表現は、日本人の勘違いや造語が定着した場合が多く、正しい英語を反映しているとは限りません(和製英語)。英語での本来の使い方を学ぶ必要があります。
日本語ではこう言いますが
スペル
英語では
spell
動詞:(単語を)つづる
spelling
名詞:つづり
Comments (ひとこと)
英文を書く時に、「このスペル間違ってるよ」などと言うことがありますよね。カタカナ日本語では「スペル」を「つづり」の意味で使っています。
スペルは英語のspellをカタカナにしたもの。でも、これは「つづる」という意味の動詞なんです。「つづり」はspellingなんですね。
「つづり」という意味で「スペル」と言うのは、和製英語状態になっているので英会話では注意が必要です。私自身は、英語を教える時には、日本語で「つづり」と言うようにしています。
補足ですが、名詞としてのspellもありまして、「呪文」という意味です。
Examples (例文)
Example 1
A: Is this spelling correct?
(このつづり合ってる?)
B: Uh, “committee” is spelled with two T’s, not one.
(ああ、committeeはTがふたつなんだ。ひとつじゃないよ。)
Example 2
A: How do you spell Mississippi?
(「ミシシッピ(州)」ってどう書くの?)
B: It’s M-I-S-S-I-S-S-I-P-P-I.
(M-I-S-S-I-S-S-I-P-P-Iだよ。)
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!