こんにちは。オンライン英語・英会話コーチ工藤 裕です。
日本語のカタカナ表現は、日本人の勘違いや造語が定着した場合が多く、正しい英語を反映しているとは限りません(和製英語)。英語での本来の使い方を学ぶ必要があります。
日本語ではこう言いますが
レントゲン
英語では
X-ray
Comments (ひとこと)
レントゲン写真を撮ってもらったことはありますよね?自分の体が透けて見えるなんて、よく考えればすごい話です。技術ってすばらしいものですね。
日本では「レントゲン」「レントゲン写真」「レントゲン撮影」と呼ぶのが一般的ですが、英語では「X線」を意味するX-rayという表現を用います。
X-rayは名詞で用いると、「X線」「レントゲン写真」という意味になります。また、動詞で用いることもでき、その場合は「レントゲン写真を撮る」という意味になります。
ちなみに、「レントゲン」はX線の発見者のお名前、ヴィルヘルム・コンラート・レントゲン(Wilhelm Conrad Roentgen)氏によります。残念ながら、日常英会話でRoentgenと言っても「レントゲン写真」の意味で伝わることはあまりないと思います。
もうひとつ補足しておくと、Roentgenは英語表記で、元々のドイツ語ではRöntgenとつづります。Oの上にウムラウト記号(¨)が付くのですが、英語ではこの記号を使わないので、つづりを少し変更しているのですね。
Examples (例文)
Example 1
Congratulations. The X-rays show no damage to your body.
(おめでとうございます。レントゲンを撮りましたが、お体に問題は見当たりません。)
Example 2
I had my shoulder X-rayed at the clinic to see what was wrong with me.
(何が問題なのか見るために肩のレントゲンを撮ってもらったんだ。)
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!