こんにちは。英語・英会話コーチ工藤 裕です。
日本語のカタカナ表現は、日本人の勘違いや造語が定着した場合が多く、正しい英語を反映しているとは限りません(和製英語)。英語での本来の使い方を学ぶ必要があります。
日本語ではこう言いますが
チップ
英語では
tip [ティップ]
Comments (ひとこと)
和製英語ではないですが、カタカナ語として注意したい単語のひとつがこれ、tipです。
tipとは欧米の習慣で、日本の「お心づけ」に相当するもの。レストランのウェイター、ホテルのベルボーイ、タクシーの運転手などに、正規料金とは別に、その人にしてもらったサービスへのお礼として余分に渡すお金のことです。日本では一般的ではありませんね。
直接渡す場合はgive a tipと言ったり、レストランのテーブルや、ホテルのベッド(枕の上や下に置くことが多い)にチップを置く場合はleave a tipと言ったりします。
また、tipは動詞としても使うことができ「チップを渡す」という意味になります。そのままですね。
注意したいのはその発音。「チップ」と発音すると別の単語chip (切れ端)になってしまいます。tipは[ティップ]のように発音しましょう。
Examples (例文)
Example 1
A: How much should I tip the waiter?
(ウェイターにはいくらチップを渡せばいいかな。)
B: Most people leave 15-20%.
(たいていは15から20%分だよ。)
Example 2
I don’t want to leave a tip at restaurants if the service is bad.
(レストランの対応が悪い時にはチップは渡したくないよ。)
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!