こんにちは。オンライン英語・英会話コーチ工藤 裕です。
日本語のカタカナ表現は、日本人の勘違いや造語が定着した場合が多く、正しい英語を反映しているとは限りません(和製英語)。英語での本来の使い方を学ぶ必要があります。
日本語ではこう言いますが
ペーパーテスト
英語では
- written test
- written exam
- written examination
Comments (ひとこと)
テストと言えば筆記試験が一般的です。口頭試験もありますね。現代では、オンライン試験(またはコンピューター試験)もあって、スタイルはいろいろ。
さて、私が学生の頃は「ペーパーテスト」という言葉をよく耳にしていました。このカタカナ語は今でも使われているのでしょうか。紙テスト、つまり筆記のことを指して言っているわけですね。
ペーパーテスト、わかりやすい表現ではありますが、英語でpaper testと一般的に言うかというと、ほとんど使われません。一般的にはwritten testやwritten exam/examinationと言いますよ。
ただし、「ペーパーテスト」が100%和製英語だというわけではありません。paper testと言う人もいますし、筆記試験のことをPPT (paper-and-pencil test)と表す場合もあるのです。paper testは和製英語だと断言している辞書もありますが、そうとも言い切れないのです。
補足ですが、「口頭試験」はoral test, oral exam/examination、コンピューターを使ったテストはCBT (computer-based test)やonline test、「実技試験」はpractical skills test, practical skills exam/examinationと言います。
Examples (例文)
Example 1
Those students are pretty good on the written exam, but they can hardly speak English.
(あの学生たちは筆記試験はかなり良いが、英語はほとんど話せない。)
Example 2
Applicants who pass the written test will be invited back to take the oral test.
(筆記試験に合格した志願者は口頭試験に進むことになります。)
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!