こんにちは。オンライン英語・英会話コーチ工藤 裕です。
日本語のカタカナ表現は、日本人の勘違いや造語が定着した場合が多く、正しい英語を反映しているとは限りません(和製英語)。英語での本来の使い方を学ぶ必要があります。
日本語ではこう言いますが
ミス
英語では
mistake
Comments (ひとこと)
日本語では、間違いのことをカタカナで「ミス」と言います。ミスと言えばmissという英単語を連想すると思いますが、missに「間違い」という意味はありません。この意味で使われるべき単語はmistakeです。「ミス」は英語ではなく和製英語なのです。mistakeのmisだけを切り取り、後半部のtakeを省略したものがカタカナ語として定着してしまったようです。
ややこしい話に思えるかも知れませんが、上述の通り、mistakeの意味のつもりで「ミス」と言うと、missという単語が別に存在していることから、会話がちぐはぐになる可能性があります。missの意味は「逃す・見逃す」「なくて・いなくて寂しいと感じる」です。「間違い」「間違える」はmistakeですので、missと言わないように注意してくださいね。
そうそう、よく「ケアレスミス」と言いますね。英語ではa careless mistakeとなります。周りの人に教えてあげましょう!
Examples (例文)
Example 1
A lot of mistakes were found in this paper.
(この論文では多くの間違いが見つかった。)
Example 2
It was a big mistake for me to come all the way here.
(こんなところまでわざわざ来たのは大きな間違いだった。)
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!