■[名詞]-free
「自由」「ひま」ではありません。
■今日のフレーズ
[名詞]-free
…なしの、…不使用の
■例文
(1) It is important that we can work in a smoke-free environment.
(大切なのは、私たちが禁煙の環境で働けることです)
(2) We also have a sugar-free version of the candy.
(砂糖不使用のキャンディーもございます)
(3) We have compiled a list of dye-free snacks.
(着色料不使用のおやつを一覧にまとめました)
(4) Rice flour is suitable for people on a gluten-free diet.
(米粉はグルテンフリーの食生活を送っている人に適しています)
(5) It is hard to find additive-free foods nowadays.
(最近は無添加食品を見つけるのが難しくなっています)
■解説・コメント
名詞にfreeを付け加えると「…なしの」「…不使用の」という意味の形容詞になります。
- smoke-free 煙なしの=喫煙禁止の
- sugar-free 砂糖不使用の
- dye-free 着色料不使用の(dye 着色料)
- gluten-free グルテンフリーの(グルテンを含まない)
- additive-free 添加物不使用の(additive 添加物)
[名詞]-freeの形は、ここ30~50年ほどで定着したようです。それを示す例として、映画Back To The Future (バック・トゥ・ザ・フューチャー) があります。主人公がカフェでPepsi Freeを注文します。これはsugar-free Pepsiのこと。1980年代を生きる主人公は、-freeを自然に使っています。しかし、タイムトラベル先である1950年代の店主にはその意味が通じません。「(free (無料で) とは何だ)注文するなら金を払え」と返します。以下がそのシーンです(18秒)。
A: Do you know where 16 40 Riverside…
(リバーサイド16-40はどこかわかる?)
B: You gonna order something, kid?
(何か注文するのか?)
A: Ah, yeah. Give me… Give me a Tab.
(ああ、Tab (糖分ゼロ飲料の名称)を)
B: Tab? I can’t give you a tab unless you order something.
(Tab (伝票)?注文してくれないと渡せないだろ)
A: Right. Give me a Pepsi Free.
(ああ。Pepsi Freeを)
B: You want a Pepsi, pal, you’re gonna pay for it.
(ペプシだと。(free (無料で) とは何だ)金を払えよ)
A: Just give me something without any sugar.
(いいから、砂糖が入ってないものをくれ)
この会話のおもしろさは、翻訳では表し切れません。
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!