■roll out

外国語を学習していると、日本語と発想が同じだなと思うことがよくあります。文化圏を異にしていても、同じ人間だよなと思える瞬間です。その一方で、日本語で生活していると想像もしないような言い回しに出くわすこともあります。同じ人間でも、文化が違えば発想が変わるものだなと膝を打つ瞬間です。どちらの場合も、学びの刺激であることには変わりありません。語学は楽しむのが一番です。資格のためだけの語学学習は、ちょっとせつないですね。仕事で「しょうがなく」語学を勉強している人にも、キラッと光る学びの瞬間を味わってもらえたらと切に願います。

今回紹介するのは

roll out

です。難しい単語ではないので意味は取れますよね。

転がり出る

という意味です。ボールが箱から転がり出る様子はもちろん、人が布団から出る様子にも。日本語で「布団から転がり出る」と言うことがあるのと同じです。起床はget upと覚えますが、このフレーズを使ってもよいのです。これは自動詞としての用法です。

rollは他動詞でも使えます。文法用語、嫌いですか?「転がる」なら自動詞ですが、「転がす」で他動詞。他動詞の場合は、次に「~を」が続きます。roll outを他動詞として使う場合は

roll out …

と「~を」に当たる単語を続けます。目的語というヤツです。直訳すれば、「転がして外に出す」となります。

ここからが英語的だなと思うのです。文字通りに転がすだけでなく、新しい物を世の中に出すという意味でも使うのです。新商品や新サービスの発売や公開をすることを「転がす」と表すのです。おもしろいですね。

ネット検索するとわかりますが、新型コロナウィルス対策としてのワクチン開発。この関連の英語ニュースを見ると、roll outというフレーズをよく見かけます。ファイザーやモデルナがいついつからワクチンの提供を開始する、そんなニュースがありました。そのような記事ではroll outが使われていましたよ。また、いついつから接種が可能になるというニュースでもroll outでした。

このように、roll outは、何か新しいものを世に出す、利用できるようにする、知らしめる、という意味で使われます。転がって出てくるというイメージは、日本語では商品の発売などと結びつけにくい感じがあります。この辺りが言語文化、発想の違いということでおもしろいと感じます。おもしろいと思った時が使う時。新商品や、現代なら新しいゲームアプリなどの情報を入手した時にでも使ってみましょう。

■例文

(1) We decided to roll out new services to meet our clients’ needs.

(我が社は顧客のニーズを満たすために新しいサービスの提供を開始することにした。)

(2) This project will be rolled out from early next year.

(この計画は来年早々にも開始される。)

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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