■save up for [何々]
saveは「救う」だけでなく「貯める」の意味も。
■今日のフレーズ
save up for [何々] (目的があって)お金を貯める
■例文
(1) It took me months to save up enough money to go travelling.
(旅行に行くのに十分なお金を貯めるのに何ヶ月もかかった。)
(2) Tom’s saving up for a new car.
(トムは新しい車を買おうとお金を貯めているところだ。)
■解説・コメント
save up for [何々] で「…のためにお金を貯める」という意味です。
「お金を貯める」は基本動詞のsaveを使います。save moneyで「お金を貯める、貯蓄する」なのですが、少しだけニュアンスにこだわった話をしようと思います。
save moneyは「使わないで大事に取っておくお金を貯める」という意味合いを持ちます。つまり、「まさかの時のために」のニュアンスになるのです。saveには「節約する」の意味もありますから、その雰囲気も含まれているのですね。
では、「来年海外旅行に行くと決めたからお金を貯める」という話題ではどうでしょう。具体的な計画・目標があります。このような場合、ネイティブ英語ではsave upという2語フレーズを使います。不思議な感じがしますが、upを足すだけで「目的を持って貯める」に変わるのです。また、save upでは目的語としてmoneyと言う必要はありません。save upのみでオーケーで、直後にforを続け、目的を具体的に表します。
一般的な意味での貯蓄はsave、特定の目的がある場合はsave up forと使い分けができると、ネイティブ英語に近づける感じがして嬉しくなりますね。
最後に小ネタをひとつ。日本語の「貯金」と「預金」、区別を知っていますか?一般的に郵便局は「貯金」、銀行は「預金」と言います。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!