■come at [誰々]
「誰々で来る」って変ですよね。
■今日のフレーズ
come at [誰々]
…に向かってくる、攻撃してくる、かかってくる
■例文
(1) He told the police that a man had come at him with a gun.
(彼は、銃を持った男が自分に襲いかかって来たと警察に伝えた。)
(2) Come at me with all you got.
(全力で・どこからでも掛かって来なさい。)
■解説・コメント
come at [誰々] は、攻撃の意味合いの「…に向かってくる、攻撃してくる、かかってくる」です。
come to (…に来る) にはなじみがありますが、come atのatはどういう意味合いで使われているのでしょう。これは「…に照準を合わせて・目標を絞って」の意味なのです。基本表現のlook atで使われているatも厳密にはこの用法で、「…に目標を絞って目を向ける」なのです。
したがって、The cat came to me.は「私のいる場所の方へやって来た」ですが、今回のフレーズを使ったThe cat came at me.は「私に照準を合わせてやって来た」となるのです。
窮鼠猫を噛む。弱い者でも、追いつめられて逃げ場を失うと立ち向かって反撃するものだという意味です。この時のネズミの行動もcome atだということですね。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!