■put pressure on [誰々]
カタカナ語のプレッシャーは精神的重圧ですが、元の英語は「圧力」です。
■今日のフレーズ
put pressure on [誰々]
…にプレッシャーをかける
■例文
(1) My parents have been putting pressure on me to get a job.
(就職しろって親がプレッシャーかけてくるんだよ。)
(2) Experts said the shortage of supply would undoubtedly put pressure on prices.
(専門家は言う。供給の不足により間違いなく価格(の維持)は困難になるだろう。)
■解説・コメント
「…にプレッシャーをかける」を英語ではput pressure on [誰々] と表します。「…の上に重圧を置く」という言い回しになっています。「圧力をかける、押し付ける、圧迫する」の動詞がpressで、名詞形がpressure (圧力、重圧、プレッシャー) です。「プレッシャーをかける」の「かける」、英語ではputを使うのです。
pressureは精神的な重圧だけでなく、比喩的な「困難状態」の意味もあり、put pressure onは「…を困難に陥れる」の意味でも使われます。
また、目的語には物を使うこともできます。例文(2)ではput pressure on pricesと言っていますが、「価格にプレッシャーをかける」とはつまり、価格を据え置くのは難しいということなのです。英語学習者としては、もっと簡単な言い方をしてほしいところではありますが。
イメージの話になりますが、当記事一番上の画像にもあるように、精神的な重圧は自分の上にあると想像するのが一般的です。でなければ「押しつぶされる」という言い方はしないはずですし。これに関連して、「自分がプレッシャーを感じている」と言い表したい時は、「プレッシャーの下にいる」という言い回しのbe under pressureを使います。I’m under pressure.やShe’s under pressure.のように言えばオーケーです。使いやすいですね。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!