■as for [何々]
相手の考えに対して「『私は』こう思う・考える」と伝える場面はたくさんあります。言い方はいろいろですが、一番簡単なのは、「私」を強めにはっきりと発音すること。でも、それだと口調がきつめに感じられるので、別の表現を使う方がよいこともあります。
「私に関しては」「私はどうかと言うと」、このような言い方が妥当だと考えられます。これを英語でどう言えばよいかですが、参考書などでよく紹介されているのが、as far as I am concernedというフレーズです。「私に関して言えば」という対訳が多いです。高校の英語授業でも頻出ですので、知っている人は多いでしょう。さらに英語の練習を進めて行くと、これに加えて次のフレーズに出会います。
as for [何々]
これも「~に関しては」「~はどうかと言うと」の意味です。「私に関して言えば」と言いたければ、as for meとするだけ。実に簡単ですね。自分の考えや感想を言う時に、この一言を添えてから言ってみてください。「それがあなたの考え、感じ方、主張なのですね」と受け入れられやすくなります。
as for meは最も簡単な応用です。一度使ってしまえばアクティブな語彙になり、次からは自然に、自発的に使えるようになりますよ。as for meに慣れたら、次は他の単語に入れ替えて応用を進めていきましょう。下の例文も参考にしながら、真似できそうな場面が訪れたら言ってみてくださいね。なお、as for [何々] と表記しましたが、[何々] でも[誰それ] でも構いません。
誰か・何かについての話の後に、別の視点を導入する場合、つまり、「Aについてはこうですが、Bに関してはどうかと言うと」という流れで話す時に、as forはオススメです。
~今日のフレーズ~
as for [何々] ~に関しては、~はどうかと言うと
■例文
(1) The city has some wonderful museums. As for hotels, ABA Hotel is a great choice.
(町にはすばらしい博物館がいくつかある。ホテルに関してはと言うと、アバホテルがいいよ。)
(2) Nancy’s got so thin. And as for George, he always looks sick.
(ナンシーはすっかり痩せちゃって。ジョージはどうかと言うと、いつも具合悪そう。)
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!