■not mind a bit
bitを使えるだけでも英会話上達の気分を味わえます。
■今日のフレーズ
not mind a bit
少しも気にならない
■例文
(1) Actor John Doe has been typecast*, but he doesn’t mind a bit.
(俳優のジョン・ドウはいつも同じような役ばかりだが、彼は少しも気にしていない)
*typecast 「(役者に)同じような役ばかり与える」の受身形
(2) He wouldn’t mind a bit if they wanted to stay here a little longer.
(彼らがここにもう少しいたいと言っても、彼は少しも気にしないだろうね)
見■解説・コメント
not mind a bitは「少しも気にならない」という意味のフレーズです。否定文の中で使いますので、notの部分はdon’t, doesn’t, wouldn’tなどの形になります。
「まったく…ない」という否定の強調は、not … at allが標準的な言い方ですが、not … a bitもよく聞かれます。bitはほんの少しを表す語なので、not … at allの和訳と強いて区別するなら「少しも…ない」になります。bitはくだけた会話では特に頻出で、頻出だからこそ自分が何気なく使えるようになると達成感を感じて嬉しくなりますよ。
今回はこれに動詞mind (気にする) を加えて覚えることにしましょう。普段の会話では「気にしない」と言うことが多いからです。まずはI don’t mind a bit.とI don’t mind at all.を考えなくても言えるようにし、例文のような応用にも対応していきましょう。
ちなみに、「気にするなよ」と相手を励ます意味で「ドンマイ」と言うことがありますね。don’t mindから来ているとされますが、英語では命令文でDon’t mind.と言うことはありません。Don’t worry.やその他場面に応じた言い方をします。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!