■Money has different names.
スマホやPCで必ず目を通すサイトはありますか?英語・語学関連で、私が楽しく見ているサイトがひとつあります。The Language Nerds (https://thelanguagenerds.com) という名前です。サイト名は「言語オタク」の意味。英語サイトですので、中級以上の方におすすめしています。タイトル通り、言葉(基本的には英語)について、あれこれおもしろおかしく投稿が繰り広げられます。興味があれば見てみてくださいね。
今回は、The Language Nerdsに以前投稿されていた、比較的読みやすいものを引用します。お金の呼び方は場面によって異なり、それは万国共通だと思います。英語ではどんな言い方があるでしょうか。知っているものが大半かも知れませんが、いくつか珍しいものが見つかると思います。
なお、以下の文章は同サイトからの引用ですが、辞書の定義ではありません。単語の意味を誰かに聞かれた時に、カジュアルに答えているようなニュアンスになります。厳密さを求めるあまり、「定義不十分」と批判なさらぬようお願いします(笑)。では、見てみましょう。
In temple or church, it’s called donation.
(寺院や教会では、そのお金は「寄付(お布施、献金)」と呼ばれる)
In school, it’s fee.
(学校では「授業料」)*tuition feeが正式
In marriage, it’s dowry.
(結婚では「持参金」)
In divorce, it’s alimony.
(離婚では「慰謝料」)
When you owe someone, it’s debt.
(誰かに借りると「借金」)
When you pay the government, it’s tax.
(政府に払うのは「税金」)
In court, it’s fines.
(裁判所では「罰金」)
Civil servant retirees, it’s pension.
(退職した公務員が受け取るのは「年金」)
*公務員じゃなくても、と突っ込まないように。
Employer to workers, it’s salary.
(雇用者から労働者へ「給与」)
Master to subordinates, it’s wages.
(上司から部下へ「賃金」)
To children, it’s allowance.
(子どもに与えるのは「お小遣い」)
When you borrow from bank, it’s loan.
(銀行からは「借り入れ・ローン」)
When you offer after a good service, it’s tips.
(サービスが気に入って置いていくのが「チップ、お心付け」)
To kidnappers, it’s ransom.
(誘拐犯に払うのは「身代金」)
Illegally received in the name of service, it’s bribe.
(協力の名目で違法に受け取るのは「賄賂」)
The Language Nerds Facebook版 2022年7月7日より引用
文字装飾、対訳、注は当ブログによるものです。
これは知らなかったなという語はいくつありましたか?辞書の定義はフォーマルに書かれているので、正確である反面、わかりにくいことがあります。このようなカジュアルな説明の方が頭に入りやすい場合もありそうですよね。
The Language Nerdsは、フェイスブックにも連携ページがあります。アカウントをお持ちであれば、そちらを「いいね」しておくと、投稿の下のコメント欄も楽しめます。コメント欄はリアルな英語の宝庫で、なかなかの難易度ですが。
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!