■exhilarating
2023年3月、米国の銀行が相次いで経営破綻、スイスの銀行はどうにか破綻を回避と、リーマンショックを思い出させるニュースが駆け抜けました。日本でも金融政策、景気対策は大きな課題ですから、この国にも影響するのではと不安視する人は多いはずです。
でも、世界は不安や不信ばかりではありません。良いニュースはあるものです。3月20日は竹内まりやさんの誕生日。おめでとうございます。
そしてなんと言っても、WBC日本優勝です。明るい気持ちになった人が日本中、世界中にいることでしょう。私が定期的に行っている内科では、みなさんテレビに見入っていましたし、「野球はよく知らないんだけど、今回のコレは楽しい」と穏やかに話すおばーちゃんの声が処置室から聞こえてきたのが印象的でした。
こういう時、私たちはどのような気持ちになるでしょうか。簡単に表せば、うきうき、わくわく、ハッピー、バンザイだと思います。が、その高揚感は非日常的で、これらの語句では表しきれないと思います。今回のフレーズは、それを表せると思い、選びました。
exhilarating
パッと見ただけでは発音はわからないかも知れません。カタカナで表すと「イグズィラレイティング」のようになります(あくまで音の目安です)。形容詞で、意味は「爽快(陽気・元気)にさせてくれる」です。形容詞ですので、名詞の前に置いたり、補語に用います。
さて、改めて辞書をチェックして思いましたが、exhilaratingにぴったりはまる日本語は見つけにくいなと。英英辞典の定義は、だいたい「人をhappy (幸せな) でexcited (ワクワクした) な気持ちにさせる」「人をlively (元気な) でcheerful (陽気な) な気持ちにさせる」とあります。
日本語力をまだまだもっともっと鍛えねばと反省しているところですが、happyとexcitedとlivelyとcheerfulを同時に満たす言葉、日本語だと何があるでしょう。自分への宿題となりました^^
そんな宿題を抱えつつ、今ひとつ言えること、それは2023年WBC日本優勝が多くの人にとってexhilaratingなニュースだったということです。
~今日のフレーズ~
exhilarating 爽快(陽気・元気)にさせてくれる
■例文
(1) The news of Team Japan winning the World Baseball Classic Championship is really exhilarating news.
(WBCの日本優勝は、本当に気分爽快なニュースだ。)
(2) An exhilarating sense of new beginnings swept through me.
(新たな始まりというワクワクする感覚が、私の心の中に湧き上がった。)
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!