■English-dubbed

以前は、映画と言えばハリウッド映画が主流でした(主に商業性、娯楽性の意味で)。最近はいろいろな国の映画があちこちで見られるようになり、多様化が進んでいます。日本の映画も注目度が高まっていますね。このこと英語字幕や英語吹き替え版制作がますます盛んになることを意味すると思われます。

~今日のフレーズ~

English-dubbed 英語吹き替え版の

■例文

(1) Fans in North America were really happy that this English-dubbed anime movie had its debut last year.

(この英語吹き替え版アニメ映画が昨年公開され、北米のファンはとても喜んだ。)

(2) I watched a Japanese film dubbed into English. I enjoyed how the lines were translated.

(日本映画の英語吹き替え版を見たよ。セリフがどう英訳されているのかが楽しかった。)

日本国内で外国映画を見る場合、1990年代後半か2000年代辺りから、吹替版か字幕版を選ぶことができるようになっていきました。それ以前は字幕版が「ふつう」でしたが。

「字幕」を英語ではsubtitleと言います。カタカナで「サブタイトル」と言うと「副題」と思い浮かべますが、subtitleには「字幕」の意味もあるのです。

一方、声優を使った「吹き替え」を英語ではdubと言います。複数の意味を持つ言葉ですが、「英語吹き替え版の映画」と言いたければ、English-dubbed movie (or film) と言えばオーケーです。English-dubbedで「英語に吹き替えられた」の形容詞になります。もちろん、日本語吹き替え版のことなら、Japanese-dubbedと言えばよいのです。

dubは「吹き替える」の意味の動詞なので、This movie is dubbed into many languages. (この映画は多くの言語に吹き替えられている) のようにも表せます。be dubbed into「…に吹き替えられる」、受身の形ですね。学校教科書風の応用なら、a movie which is dubbed into English / a movie dubbed into English (英語に吹き替えられた映画) と言うこともできます。

なお、「AをBに翻訳する」は、translate A into Bの形で表します。吹き替えのdubも翻訳の意味を持つので、dub A into Bという形は納得しやすいでしょう。

雑談ですが、日本は長らく字幕版が主流でした。そのメリットは、俳優の生の声を聞けることです。スペイン人と話していたら、吹き替えが主流と言っていました。ですので、本人よりも声優の声になじみがあるとのことです。他の国はどうなのでしょうね。

吹替版のメリットを一番感じるのは子どもたちだと思います。また、私は日本映画を何本か英語字幕で見ましたが、日英で語順が違うので耳と目が混乱しました。日本人のセリフではまだ言っていない言葉が、字幕には出ていることが多いのです。このような場合も、いっそのこと英語吹替版の方がよいのかも知れません。

■音声確認

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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