■a way around [何々]

「避ける、回避する」と言いたい時、動詞avoidを真っ先に思い浮かべる人が多いと思います。もちろんそれでオーケーなのですが、会話ではかなりシンプルな表現も使われています。wayです。

■今日のフレーズ

a way around [何々] …の回避法、逃げ道

■例文

(1) There’s no way around this problem.

(この問題を回避する術はない)

(2) I had mouse elbow. My colleague taught me a way around it, and she made my life easier.

(マウス肘になったのだが、同僚がそれを避ける方法を教えてくれて、おかげで楽になった)

名詞wayには「道」の他に「方法」の意味もあります。日本語も同じ発想をするので、理解に問題はないでしょう。ところが、私たちの多くは高校や大学入試向けの英文に慣れているので、基本単語の会話での使用例になじみが薄く、wayの使い方も例外ではありません。今回はway (方法) の応用フレーズです。

a way around [何々]

これで「…を避ける・回避する方法、逃げ道」という意味になります。直訳すればピンと来ると思います。「…の周囲を通る道」「…を迂回する道」なので、「…」の上や真っ只中を通ることはないのですね。そこから「避ける・回避する方法」の意味になるのです。

ちなみに、way関連で、way outがあります。「外へ出る道」、つまり「出口」なのですが、そこから「(困難などの)解決方法」の意味になります。「突破口」という感じで捉えると記憶に留まりやすいかも知れません。

日常の会話では、人は平易な言葉を選んで話す傾向があります。私たちは、wayは「道、方法」だと知っています。でも、「『方法』を英語で何て言うんだっけ?」と考える時には、「手段」のmethodや「解決方法」のsolutionなどが頭に浮かびやすい人が多いのです。それが悪いわけではありませんが、日常会話ならでは平易な語句をさらりと使えるようにしておくのも大切です。「知っている」と「使える」は別物です。そこを意識しながら、基本単語に意識を向けると良いですよ。

■音声確認

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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