■be no good at
「得意だ」と言いたい時の定番フレーズはbe good atです。これを少し変形した言い方がありますので、覚えましょう。
■今日のフレーズ
be no good at 大の苦手である
■例文
(1) He is no good at handwriting.
(彼は悪筆だ)
(2) I’m no good at numbers, but this game is easier than I thought.
(私は数字にはまるで弱いのだが、このゲームは思ったより簡単だ)
「…が得意だ」と言いたい時には、be good at [何々] と表します。I’m good at cooking. (私は料理が得意です) のような文が例としてなじみがあると思います。これに対して、「苦手だ」と言いたければ、基本的なBE動詞否定文のI’m not good at cooking.としたり、あるいは、反対語のbadを使って、I’m bad at cooking.とすればよいわけです。今回はこれらに加えて、苦手の別の言い方のご紹介。
be no good at
と言うのですが、つづり間違いでもタイピングの間違いでもありません。no goodです。まずは、no goodを定型表現として受け入れてください。その意味は、「少しも良くない・だめな・役に立たない」と、not good (良くない) よりも強め、というかbadの意味です。これを「得意だ」のbe good atに応用したのがbe no good atで、「大の苦手である」という意味になります。
厳密に言えば、not goodは「あまり良いとは言えない」の意味で、「まるでだめ」とまでは言っていません(厳密に言えばです)。一方、noはゼロの意味ですので、no goodなら「良さはゼロ」。つまり「悪い」のです。したがって、I’m no good at cooking.は「料理が大の苦手」となるわけです。
会話のトピックとして得意不得意の話に時間をかけることはあまりないと思いますが、ちょっとした計算が発生した時、ある場所への経路を説明する時など、「いやあ、私はこういうのが苦手でして」と言うことは意外と多いものです。そんな時、ちょっとおおげさめにI’m no good at …とサラッと言えると、英会話らしさが増しますよ。ぜひ使ってみてくださいね。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!