■apply
和製英語である「アプリ」の元になっている語はアプリケーション(application)です。その動詞形はapplyなのですが、意外な場面でも使われています。
■今日のフレーズ
apply (薬・化粧用クリームなどを)塗る、塗布する、付ける
■例文
(1) Apply the cream liberally to exposed areas every three hours and after swimming.
(3時間おき、また泳いだ後に、服などで覆われていない部分にクリームをまんべんなく塗ってください)
(2) I burned my fingers. My mom applied some lavender essential oil, and it did the trick!
(指を火傷したら、母がラベンダーのエッセンシャルオイルを塗ってくれて、それがとても効いたんです!)
名詞applicationは、スマホやパソコン関連では、いわゆる「アプリ」のこと。意外に思うかも知れませんが、元々の意味は「申込み」「適用、応用」です。動詞形はapplyで、教科書などでは「申し込む」「(規則などを)適用する、当てはめる」「応用する」だと説明しているのが一般的です。
そんな堅苦しい感じのするapplyですが、日常生活でも使われていることは、日本の英語学習者にはあまり知られていないかも知れません。実は、applyには「(薬・化粧用クリームなどを)塗る、塗布する、付ける」という意味もあるのです。
もし、クリーム、軟膏、オイルなどの輸入品が今手元にあれば、商品の裏面を見てみてください。使用方法の記載部分にapplyと書かれていると思います。一日の使用量や塗布回数などの指示のところを見ると、applyと書かれていると思います。
上の例文にも示してありますが、apply [クリームなど] の形で用い、どこに塗るのかを示したい場合には、to [場所] と続けます。
大学入試向けの英語学習では、apply for (…に志願する) と覚えることが多いですが、前置詞toも使われるなど、用法や意味が他にもあるのです。時間に余裕がある時は、辞書サイトなどを眺めてみてください。使用範囲の広い語だとわかりますよ。
■音声確認
見出し3■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!