■no strings attached

金融経済関連記事を見ていると「紐付き融資」という言葉が散見されます。この「紐が付いた借り入れ」とは何でしょうか。何かと関連付けられた借金であることはイメージできますよね。要は、「条件付き融資」なわけです。では、この紐は何と何を結びつけているのでしょうか。売上金と返済です。自分の口座に取引先から入金されたら、それを返済に充てるのです。おおざっぱですが、そういう約束事のある貸借契約を紐付き融資と言います。ここは英語ブログですから、これ以上踏み込んだ話をするのは野暮というもの。どういう人・会社が紐付き融資を利用するかなどの説明は割愛します。餅は餅屋ですからね^^ もし興味があれば、グーグル先生などに尋ねてみてください^^

さて、英語表現を見ていても、似たようなフレーズが使われています。

no strings attached

というフレーズがそれです。「紐は付けないで」ということなのですが、「無条件」という意味。フレーズの由来は、上の融資の話とは直接の関係はありません。でもイメージは同じと考えてよいでしょう。

条件、見返り、もっとフォーマルに言えば付帯条件。それをstring (紐、または楽器などの弦の意味も) になぞらえています。no strings attachedは下の例文で示してあるように、フォーマルにもインフォーマルにも使うことができます。さらには、男女関係にも使われます。”no strings attached relationship“という言い方もあります。条件・見返りのない関係ということですが、これは愛情・結婚を前提としない関係です。ぶっちゃけた言い方をすれば、体だけの関係です。子どもに対する親の「無償の愛」と混同しそうになりますが、違いますのでご注意を。

no strings attachedという表現の由来は、調べてみると2つ見つかりました。語源学的にどちらかは確定できていないようですが、紹介します。

【説1.】

繊維産業で、織り上がった布に不具合があると、小さな紐をくくり付けて印にした。紐がついていない布は「何も問題なし」とされた。転じて、no strings attachedが「無条件」の意味で使われるようになった。

【説2.】

古い時代、ある男が羊皮紙にしたためた離縁状を妻に渡そうとした。この男、実際には離婚したくなく、離縁状に紐をつけて渡した。その紐を握っておいて、ぐいと引っ張れば妻の手から離縁状が戻ってくる。手渡した物が戻ってくるので、離婚は不成立になるから。このことから、紐を「制限」の例えとして用いるようになった。

わかるような、わからないような話ですが、言葉は徐々に変化していきます。時間の経過とともに意味が少しずつ変化することがありますから、それを踏まえると、まあ納得というところでしょうか。

和英検索では「無条件」は通常、unconditionalと出てくると思います。そういう一般語と合わせて、今回のフレーズも活用してみてください。英会話の楽しみが増えるかも知れませんよ。

~今日のフレーズ~

no strings attached

(無条件、見返りなし、付帯条件なし)

■例文

(1) He said to me, “I would help you anytime. No strings attached.”

(「いつでも手伝うよ。無条件でね。」と彼は言ってくれた。)

(2) Financial help should be given to developing countries with no strings attached.

(開発途上国への金融支援は無条件でなされるべきだ。)イデアを練る時間がもっと必要だ。あれこれ制約が課されることになる前にね。)

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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