■child’s play
「とても簡単」はvery easyと言えばよいのですが、比喩的な言い方もいくつかあります。
■今日のフレーズ
child’s play 非常に簡単なこと、朝飯前のこと、赤子の手をひねるようなもの
■例文
(1) I can defeat you in a second. It’s child’s play.
(お前なんかすぐに打ち負かせる。わけもないことだ)
(2) With his skills, landing a job should be child’s play.
(彼のスキルがあれば、仕事に就くのは簡単なはずだ)
物事の容易さを表すフレーズはいくつかあります。easyが基本ですが、very easyと言わずにeasy as pie (パイのように簡単)と言うこともあります。また、会話教材で紹介される代表例でもありますが、a piece of cakeがあります。「ケーキ一切れ」が直訳ですが、食べ物に例えている点で、日本語の「朝飯前」に近い表現だと言えるでしょう。そして今回紹介するのも、簡単さを表す比喩です。
child’s playは、文字通りには「子どもの遊び」です。そこから転じて「非常に簡単なこと」「朝飯前のこと」「赤子の手をひねるようなもの」という意味で用いられます。
child’s playの言い回しから思い出されるのが、日本語の「児戯(に等しい)」という表現。これは「幼稚な」「価値のない」の意味で使われます。英語の方が「小さな子どもにもできるくらい簡単」という発想なのに対し、日本語の方は大人にとってはどうでもいいことの意味になるという、この違いはおもしろいですね。
「子」が使われていて「簡単」を表す点でchild’s playと近いのは、「赤子の手をひねるようなもの」でしょう。しかし、改めて考えてみると、ずいぶん乱暴な表現ですね。間違っても実行してはいけません。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!