■rocket science

比喩には簡単なもの、難解なものがありますが、日常よく使われるものはできるだけ覚えておきましょう。

■今日のフレーズ

rocket science 難しいこと、高度な論理、難しい理屈

■例文

(1) Our coach always says, “Basketball is not rocket science. It’s about putting the ball in the basket.”

(私たちのコーチはいつも言う。「バスケは何も難しいことじゃない。ボールをゴールに入れるだけのことだ」)

(2) Interviewing politicians can be a lot of hard work, but it’s not rocket science.

(政治家へのインタビューは手間はかかるが、難しいことではない)

比喩を適度に使うと、自分の話術に少し自信がつく気がします。使いすぎはよくないですが、要所要所で上手に盛り込む人の話は印象や記憶に残りやすいと思います。

英語の比喩は、肩肘張らずにわかりやすいものから覚えていきましょう。特に、今回紹介する表現はこの場ですぐに覚えられると思います。

rocket scienceは文字通り「ロケット科学」ですが、「難しいこと、高度な論理、難しい理屈」という意味でも使われます。通常は否定形で使い、「簡単なことだ」と言う場合に用います。日常会話では、It’s not rocket science. (そんなに難しいことじゃないよ) とよく耳にしますので、まずはこの文を丸ごと覚えて使ってみましょう。

また、人を表すrocket scientistという言い方もあります。scientistが「科学者」であることから、このフレーズは「優秀な人、頭の切れる人、頭脳明晰な人」のことです。身近な存在なら、コナンくん、出木杉くんでしょうか。

さらに、rocket scienceと同じ意味で、brain surgeryと言うこともあります。「脳外科手術」のことですが、これも難しさを表す比喩です。

参考:It’s not brain surgery. (そんなに難しいことではない)

日常生活のあらゆる場面に科学(science)は潜んでいますが、宇宙が持つ壮大なロマンの印象から、rocket scienceが日常表現に用いられるようになったのでしょう。世界で初めて人類を月に到達させた国はアメリカ合衆国で、そこの言葉が英語だったこともありますしね。浸透するのに時間はかからなかったと思います。

■音声確認

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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