■volunteer
「ボランティア」の元になる英語はvolunteerですが、両者には使い方に違いがあります。
■今日のフレーズ
volunteer
進んで申し出る
■例文
(1) Joan volunteered to clean up the kitchen.
(ジョーンが台所の掃除をすると言ってくれた)
(2) Mr. Suzuki made a final decision to start a new business. I volunteered to be in charge of accounting.
(鈴木さんが新しいビジネスを始める最終決断をし、私は会計を担当すると自ら申し出た)
■解説・コメント
日本語では「ボランティア」は名詞の扱いですが、英語のvolunteerは動詞の用法もあります。
volunteer to Vの形で「進んで申し出る」という意味になります。強制されるのではなく自分の意志で手を挙げるイメージです。日本語のボランティアとは違い、「困っている人を助ける」という慈悲のニュアンスは特にありません。「私がやりましょうか?」「私、やってもいいよ」という協力姿勢なので、ビジネスでも学校の授業でも使える言葉なのです。何かのクラス代表を決める必要がある場合、Who wants to volunteer?と先生が声をかけるかも知れません。それは「誰か興味ない?やってみたい人いる?」という意味です。
日本語では、ボランティアと言うと「無償で手を差し伸べる人」の意味合いが強いですが、英語では、「進んで協力する人」という感じなのです。「有志」「志願兵」の意味もあり、このことからも日英の違いを感じ取ることができると思います。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!