■You’re done.

「(作業などを)終了しました」の表し方について説明します。

■今日のフレーズ

You’re done.

あなた(の作業)は終了・完了です。

■例文

(1) Once you’re done with this, I’ll let you know what to do next.

(これが終わったら、次にやることを教えるよ)

(2) Make sure you plant the seeds 20cm apart. Then water the soil, and you’re done.

(種は必ず20センチ間隔に植えてください。それから土に水をやれば作業完了です)

■解説・コメント

「終える」は基本動詞finishを使えばオーケーです。I finished today’s work. (今日の仕事は終わりました) などの例でおなじみだと思います。少しやっかいに感じられるでしょうけど、これに加えて、be finishedの形も存在します。「終わったよ!」はI’m finished!とも言い、「終わったの?」はAre you finished?とも言うということになります。会話例文集でも紹介されるフレーズですので、見たことはあるかも知れません。

be finishedと関連して、さらに、be doneという言い方もあります。be finished (つまりfinish) と同じ意味で「終わった・完了した」という意味なのですが、どちらかと言えばカジュアル会話で使われます。「終わったよ」はI’m done.で、「終わったの?」はAre you done?です。具体的に何を終えたのかを表したければ、be finished/done withの形で、前置詞withを続けます。合わせて覚えておきましょう。

そして今回は、あえて主語をyouにした形を練習題材にしました。

You’re done.

直訳なら「あなたは終わった」になりますが、相手が作業などを終えている状態を表すものです。状況により、「完了しましたね」「(それが済めば)完了ですよ」というニュアンスで使います。例文で雰囲気をつかんでくださいね。

ここまで読んで想像したと思いますが、be doneは「終わった」という意味であることから、人間関係(恋愛など)が終わった時や、大きな失敗をしたような時の「私はもうダメだ」のニュアンスでも使われます。映画のセリフなどでチェックしてみてはいかがでしょうか。意識していれば、けっこう耳に入ってくると思います。

最後に、be finishedbe doneについて、受け身の形なのに、どうしてfinishと同じような意味になるのかという質問を受けることがあります。この「どうして」に対しては、過去分詞が形容詞化し、受け身というよりはSVCという認識になっているから、という回答になります。英会話から離れて言語学的な話になりますね。会話に直結する知識かと言えば、そうでもないでしょう。be finished/doneとまとめて覚えて使うのが一番ですね。

■音声確認

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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