■had best V
had better Vのバリエーションです。
■今日のフレーズ
had best V
…した方がよい、…するのが一番よい
■例文
(1) I’d best be going home now.
(そろそろ家に帰らなくちゃ)
(2) You’d best leave it until Monday, because there’s no one in the office today.
(それは月曜日まで置いておくのがいいですよ。今日は事務所に誰もいないので)
■解説・コメント
had best [動詞の原形] は「…した方がよい、…するのが一番よい」という意味の表現です。had better [動詞の原形] (…した方がいい) を知っている人は多いと思いますが、そのバリエーションです。better (より良い) をbest (一番良い) に言い換えていると気づきますね。
had bestについて押さえておくべきポイントは口語表現の扱いである点です。had betterは標準英語表現ですが、bestの方はbetterにひねりを加える感じで使われ始めたのでしょう。表現として好ましくないという意見があり、新語が批判を受けるのは日本語でも同様ですね。
had bestは(今のところ)教科書に載るような標準的な表現ではないので、よく知っている人とのカジュアルな会話で使うに留めておくのがよいと考えられます。広く定着すれば標準になる日が来るのかも知れません。
(日本語では「片思い」は元々あり「両思い」は後から作られた言い方とされます。その上の世代は「そんな言葉はない。『相思相愛』だ」と言って批判的だったそうですが、今は定着していますね)
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!