■learn the hard way

痛い目に遭って初めて理解できることって、ありますよね。

■今日のフレーズ

learn the hard way

身をもって知る、つらい経験を通して学ぶ、身にしみてわかる

■例文

(1) My son doesn’t want to take my advice. I guess he’ll have to learn the hard way.

(息子は私の助言を受け入れたがらないので、苦労して学んで行くことになるだろう)

(2) Sometimes we learn life’s lessons the hard way.

(人生の教訓というものを身をもって知ることが時にはある)

(3) I’ve learned the hard way that it’s okay to ask other people for a help.

(人に助けを求めてもいいんだとつくづく思うようになりましたよ)

■解説・コメント

つらい経験だったからこそ、仕事や人生における大きな糧となる、そんな経験は誰にでもあると思います。「身をもって知る、つらい経験を通して学ぶ、身にしみてわかる」を英語で表したい時は、learn the hard wayというフレーズがぴったりです。

learn (学ぶ) は基本語彙のひとつですが、このフレーズでも基本通りに使います。つまり、learnだけで使ってもよいし、learn Englishのように直接目的語を置いてもよいし、また、learn that life is toughのようにthatを置いてもオーケーです。上の各例文はそれぞれに対応しています。

と言われると、文法が気になる人にはthe hard wayは何なのかと疑問に思えるでしょう。見た目は名詞句ですが、実はこの3語ひとまとまりで副詞扱いです。in the … way (…な方法で) の、inを省く言い方が定着したものです。ただ、今回のフレーズはlearn the hard wayとまとめて覚える方が会話練習の上では手っ取り早く、効率的です。

wayは名詞としてだけでなく、副詞扱いで用いられることが多く「道」と機械的に解釈すると、会話がちぐはぐになることがあります。もちろん、そういう失敗からの学びも貴重なので、それこそlearn the hard wayだとは言えますけどね。

■音声確認

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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