■something

基本単語が持つ意外な意味のお話です。

■今日のフレーズ

something

大した物・人、すごい物・人

■例文

(1) Isn’t that something?

(それってすごいと思わない?)

(2) That man is really something.

(あの男はたいしたやつだよ)

■解説・コメント

somethingは「何か」と覚えるのが一般的で、不特定の物を指して使います。中学一年教科書レベルの英語を終えている人ならご存知の通りです。

英文の8割か9割くらいは「何か」の意味で使われるsomethingですが、たまに「あれ?」と思う使い方がされます。この記事のタイトルにあるように、「大した物・人、すごい物・人」という意味でもsomethingと言うことがあるのだから、ちょっとした驚きです。

また、和訳を見て「somethingなのに人を指すの?」と思いますよね?どういうわけか、そうなのです。語源や由来を探ったところで、結論は英会話に活用できるかどうかの話になりますので、「たいした物・人」と覚えてしまいましょう。

上の例文ふたつは、そのまま覚えてしまえば会話ですぐに使えます。例文(1)について、すごいと感じた物事について「すごくない?」「すごいと思わない?」と伝えたい時は、Isn’t that something?と言えばオーケー。イントネーションはおおげさめにすると自身の感動が伝わりやすくなります。目の前にあるものを指すなら、もちろんthisにしますよ。

例文(2)は人を褒める時のフレーズで、really somethingの2語フレーズで使うと効果的です。「(本当に)たいした人」という意味です。いろいろな状況が考えられますが、努力に努力を重ねて大成した人や、人並み外れた才能を持つ人などを褒める時には、使ってみましょう。

somethingイコール「何か」で、中学高校は何事もなくテストを乗り切れるのですが、生の英語ではこういう使い方もあるのです。当ブログ内で時々言っているのですが、学習が進めば進むほど基本単語が要注意になってきますよ。

この意味でのsomethingは、かしこまった状況よりは、くだけた会話の中で言われることが多いです。小説や映像作品のセリフに出て来ることも多いですから、使われている状況を見ながら、劇中でのイントネーションをマネて自身の会話で言ってみるとよいでしょう。自分の言葉が生き生きしてくるのが感じられると思います。

■音声確認

■Today’s One Word

今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!

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