■deli (= delicatessen)
日本語と英語ではフレーズ省略の感覚が異なります。
■今日のフレーズ
deli (= delicatessen)
惣菜店、惣菜売り場
■例文
(1) There was a long line at the deli section.
(惣菜コーナーには長蛇の列ができていた)
(2) The new store will have a pharmacy inside, along with a deli and bakery.
(新しい店は中に薬局ができる。他には惣菜とパンの売り場もね)
■解説・コメント
deliとはdelicatessenを短くした言い方で、日本で言うと「惣菜店、惣菜売り場」に相当します。惣菜と訳すのが雰囲気的に一番近いのですが、食文化が異なるため、売られているものは若干違います。
スーパーマーケットなどで、ハムやソーセージ、チーズを中心とする陳列および販売コーナーがdelicatessen、略してdeliと呼ばれ、サラダやサンドイッチも置かれています。伝統的には、店員が客の注文に応じて量り売りや切り売りをしますが、コンビニなどの小規模店の一角にdeliと書かれた棚があるのも珍しくはありません。
英語ではdelicatessenをdeliと省略しているというお話なのですが、日本ではどうでしょう。買い物の時に気づいたことはあるでしょうか。実は「デリカ(コーナー)」と言っていて、お店によってはアルファベットで“delica”と書いていることもあります。また、小売業界ではお惣菜部門を「デリカ部門」と呼んでいるようです。
実は「デリカ」は和製英語なので、英語を話す場合にはdeliと言う必要があります。日本語と英語ではそれぞれの音の感覚があり、語句の省略の仕方が異なることが多いです。カタカナ語を英語的に発音すれば良しとならないことは多いですので、気をつけたいですね。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!