■接続詞として使われるonly
onlyは奥が深いです。
■今日のフレーズ
only
ただし/しかし…です。
■例文
(1) I’d love to join you, only I have to work.
(ぜひ伺いたいのですが、仕事があるのです)
(2) He has a great sense of humor, only he drinks too much.
(彼は素晴らしいユーモアのセンスを持っているが、飲み過ぎる)
(3) This is a ’74 LP400! It’s the car my dad drove, only it was orange.
(これは74年製のLP400だ!父が運転した車だよ。ただし色はオレンジだった)
■解説・コメント
onlyは「唯一の…」や「ほんの…」と覚えるのが普通ですが、等位接続詞として「ただし」や「しかし」の意味でも用いられることがあります。
くだけた会話で使われ、正式な堅い英語で用いられることはまずありません。教科書で習うこともありませんから、逆にネイティブ日常会話で出てくると「あれ?」と混乱する可能性がありそうです。
等位接続詞とは、文(主語+動詞…)と文(主語+動詞)を結ぶ語で、代表はand, but, orです。文法的にはfor, and, nor, but, or, yet, soの7つとされていますが、onlyは隠れ8つ目として使われて来ているのですね。
この知識なく上の例文を見ると、only I (私だけが), only he (彼だけが), only it (それだけが) と解釈したくなります。しかし、各例のいずれも、前半と後半をandやbutで結ぶ必要があることがわかりますね。butの代わりにonlyが使われている、ということなのです。
日本人学習者としては、相手が使った時に理解できるようにしておくとよい知識です。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!