日本語の短縮化が著しくなっていると思いませんか?ツイッターの文字数制限の影響でしょうか。LINEで手っ取り早く伝えたいという意識の現れでしょうか。いえいえ、もっと以前からその傾向はあります。
- アスパラ(アスパラガス)
- メタボ(メタボリック・シンドローム)
- スマホ(スマートフォン)
- おけ(オーケー)
- etc.
あれやこれや短くしてしまいますね。省略というのは簡潔で便利なものです。では、英語はどうなのでしょうか。実は同じ傾向にあるようです。言葉は短ければよいというものではないですが、これが外国語の省略表現だとなると、使ってみたくなるものでございます。
Hey hon.
“Hey honey.”(よう、我が愛しい人よ)の短縮です。日本語と英語では音の捉え方が違うので、この省略は私たちには思いつかないですよね。「ハニー」じゃなくて、「ハン」(「ホン」よりもこちらの音に近くなります)。”Honey.”とは恥ずかしくて言えないとしても、”Hon.” ならスラッと言えそうな気がしないでもありません。彼女、奥様にお使いください。
Whatcha doin’?
“What are you doing?”(何しているの?)の発音上の簡略化を文字にするとこうなります。こうすることで発音が楽になり、覚えやすいですね。また、くだけた感じがいかにも英会話をしているなという感じになります。「英語しゃべってんだぜ」というなりきり感も増幅。
Congrats.
“Congratulations.”の短縮です。「おめでとう!」という意味ですが、元の単語は発音しにくいと感じる人がいます。また、”Congratulations.”のように複数形で使うというのも知識として必要です。ですが、短縮形のほうは発音も暗記もしやすいですね。”Congrats.”と確実に言えます。これを覚えたアナタに、Congrats!
No prob.
“No problem.”の短縮です。「問題ないよ」という意味でおなじみです。これは生まれるべくして生まれた言い方のような気がします。”No problem.”と自分で発音してみると、最後のlemの部分は、ずいぶん弱く発音されることに気付くんですよね。弱い音はそのまま消えゆくのだなと思いました。congratulationsもそうですが、problem はRとLが交互に出て来ます。日本人にとっては発音が難しい部類に入りますね。短縮形を使うと、RとLの負担感がなくなって、まさに”No prob!”なんです。
英語の短縮表現、省略表現、探してみてくださいね。使ってみたくなりますよ。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!