■help [誰々] with [何々]
help [何々] はちょっと不自然です。
■今日のフレーズ
help [誰々] with [何々]
…が~するのを手伝う
■例文
(1) Will you help me with my homework?
(宿題を手伝ってくれませんか?)
(2) Your mother helped me with the baby. So, I could get some sleep.
(あなたのお母さんが赤ちゃんの面倒を見てくれたから、少し眠ることができたよ)
■解説・コメント
「…が~するのを手伝う」と言いたい時は、help [誰々] with [何々] と表します。
クイズです。「太郎の宿題を手伝う」を英語で言ってみましょう。
日本人の回答に多いのはhelp Taro’s homeworkなのですが、厳密に言えば不自然だとされます。「太郎の宿題を手伝う」は日本語として問題ないのですが、英語ではhelp Taro with his homeworkの言い方が普通なのです。宿題に関して太郎を手伝う、という言い方をするのですね。
ポイントは動詞helpの使い方です。日本語の「手伝う、助ける」は「太郎を手伝う」でも「宿題を手伝う」でも自然なのですが、英語の場合、helpの直後は「人」です。「誰を」と言ってから手伝いの内容をwithで示すのです。
このことを知らない学習者は多いようですが、当然かも知れませんね。なぜなら、help Taro’s homeworkで言いたいことは伝わりますし、そもそもこちら側に直してもらいたい気持ちがあっても、コミュニケーションを中断してまで訂正しようとは、相手は思わないですから。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!