
■思わぬところで大失敗
小さな見落としが、大きな失敗につながったり、ありますよね。果たすべき役割を果たせなかった失敗を表す表現を紹介します。
■今日の英語フレーズ
drop the ball
ここぞという大事な時に失敗する
📝例文
(1) The company dropped the ball on customer support.
(その会社は顧客対応で重大な失敗をした)
(2) I’m sorry. I really dropped the ball on this project.
(申し訳ありません。このプロジェクトで失敗してしまいました)
(3) If we drop the ball now, we may lose the client’s trust.
(ここで失敗すれば、顧客の信頼を失いかねません)
(4) The government was criticized for dropping the ball during the crisis.
(政府はその危機対応で責任を果たさなかったとして批判された)
💬フレーズ解説
drop the ballは「ここぞという大事な時に失敗する」という意味の定形表現です。
直訳すると「ボールを落とす」で、由来はアメリカンフットボールです。キャッチすべきボールを落としてしまうと、チームにとって大打撃となります。「キャッチしていれば勝てたのに!」と、単なるヘマではなく、「大切なところで」「不注意のせいで」という、判断ミスや対応の不足といった意味合いが含んでいます。
「…で失敗する」と、何での失敗かを表す時はon [何々]と言うのが一般的です(例文(1), (2))。
期待されている役割を果たせずにやらかす、それがdrop the ballです。
🎧音声で確認
✅まとめ
この表現はマスターしても、実際にdrop the ballすることは避けたいものですね。
■5秒英単語
disease
(病気)
一般的に、重篤で特定の原因を持つ病気(例:heart disease 心臓病)を指し、sicknessは気分が悪い状態を指します。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!
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