■A little bird told me.
ネット社会は噂社会だとも言えます。日々、嘘か本当かわからない話に溢れていますよね。自宅でネット情報に接した後は、学校や職場でもその話題で盛り上がっているという人もいることでしょう。
「ネットで見たんだけどさ。」
「誰それから聞いたんだけどさ。」
人は噂やゴシップが大好き。個人的に嫌いだとしても、世の中全体はファン(?)でいっぱい。風に噂が舞い、人から人への伝言ゲーム。まあ、でも、よほど悪い内容でなければ、よしとしましょうか。
ゴシップ・醜聞などネガティブなものはともかくとして、私たちが日々触れる情報、情報、情報。その多くについて、私たちはよく
「人づてに聞く」「小耳にはさむ」という表現を使います。
英語の授業では、It is said that … (…だと言われている) と習った覚えはあるけれど、英語で他の言い方はどんなものがあるでしょうか。次のようなフレーズ、実際に使ってみると嬉しくなるかも知れません。
A little bird told me.
直訳はもちろん「小鳥が教えてくれた」ですが、かわいらしい表現ですね。特に誰から聞いたかまでは言わないけど、話は聞いて知っているよ、という意味で使います。「小鳥さんから聞いたんだよ」と、話の出処をある意味ごまかしている点では、報道で言う「信頼できる消息筋」みたいな表現の日常版になるのかなと思います。
こういうフレーズを実際に使って、相手が自然な反応をして会話を続けてくれると、自分は今まさに英語話しているんだな、そんな気分に浸れます。チャンスを見つけて使ってくださいね。
■例文
(1) “How did you know it was my birthday?” “A little bird told me.“
(「どうして誕生日だって知ってるの?」「小耳にはさんだんだよ。」)
(2) A little bird told me that you are moving to the U.S.
(小耳にはさんだんですが、アメリカに引っ越すそうだね。)
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!