■give up
give upを数回に分けて取り上げます。第1回です。
■今日のフレーズ
give up
降参する、あきらめる、やめる
■例文
(1) Although he was behind in the shogi match, he refused to give up.
(将棋の対局で劣勢だったが、彼はあきらめなかった)
*refuse 拒否する
(2) I gave up the hope of finding my bag.
(私は、バッグを見つけるという希望は諦めた)
(3) My father is trying to give up smoking.
(父はタバコをやめようとしています)
■解説・コメント
give upは基本表現のひとつですが、数回に分けて用法を確認して行こうと思います。第一回は「降参する」「あきらめる、やめる」です。
give up単体では「降参する」「あきらめる」です。物事を実行できない、問題が解けないなどが理由で取り組みや思考をやめることですね(例文(1))。カタカナの「ギブアップ」はここから来ています。
次は、give up [何々] の形です。目的語を伴うと、「…の(悪い)習慣などをやめる」「…の努力・解決をやめる・断念する」という意味です。例文(2)は希望を持つのをやめるということで、あきらめです。
例文(3)は学習者におなじみのパターン。学校英語では、give upは動名詞を取ると習いますが、実際には名詞を取るのであり、だから動名詞のINGも含まれるという理解になります。(2), (3)共にgive upの後ろは「名詞」なのです。
最後に、give upのイメージを簡単にまとめておきましょう。「やり続けたけど・がんばったけど、もうやめる」です。まだ始めてもいない事柄、時間をかけたわけでもない考えにgive upは使いません。その場合は、decide not to V (…しないことにする) などの言い方をします。
■音声確認
■5秒英単語
side-view mirror
(サイドミラー)
最も一般的な呼び方はside-view mirrorで、wing mirrorとも言います。
side mirrorと言う人はいるので、「サイドミラーは和製英語だから言ってはいけない」という程ではありません。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!