■play it by ear
音楽に由来する表現です。
■今日のフレーズ
play it by ear
臨機応変に対応する
■例文
(1) I needed to play it by ear in job interviews.
(就職面接ではその場その場で対応する必要があった。)
(2) We didn’t know how many people were going to come, so we had to play it by ear.
(何人来るかわからなかったので、臨機応変に対応するしかなかった。)
■解説・コメント
play it by earは「臨機応変に対応する」という意味の定形表現です。
音楽に由来し、直訳は「耳で演奏する」となりますが、楽譜に頼らないアドリブ演奏のことを指しています。
ジャズなどの音楽分野では、あまり細かな取り決めをせずに演者が自由に演奏するのが醍醐味になっています。譜面はなく、他のパート奏者の演奏に耳を傾けつつ自分の音を奏で、アドリブを決めていきます。これがplay it by earです。アドリブ演奏は、日常での機転を利かせた行動と共通するものがあるので、比喩的に使われるようになりました。
「この場合はどうするの?あの場合は?」とルールやシナリオを求めがちですが、その場の判断も大切にしたいものであります。
■音声確認
■Today’s One Word
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!