■first-hand
最初の一手ではありません。
■今日のフレーズ
first-hand
身を持って(の)、自分の目・耳で(の)、直接体験して(の)
■例文
(1) Trips give children firsthand experience, which is not available in the classroom.
(旅行は直接的な体験を子どもたちに与える。それは教室では得られない)
(2) John can provide a first-hand account of the subway accident.
(ジョンが地下鉄事故の直接の説明が可能だ)
*provide 提供する
(3) I experienced poverty firsthand at that time.
(私はその時、貧困というものを身をもって体験しました)
■解説・コメント
first-handは「身を持って(の)、自分の目・耳で(の)、直接体験して(の)」という意味です。形容詞として(例文(1), (2))、また副詞として(例文(3))使います。
「直接の、じかに」という訳語が多いですが、他の人から与えられたり言われたりするのではなく自分自身で、という意味での直接。これがこの語の大事なポイントです。
例文(2)のfirst-hand accountとは、その場にいたか直接関わった人による説明、つまり体験談です。
つづりですが、first-handまたはfirsthandのどちらかとなり、2語に分けてfirst handとするのは表記法的には誤りとされます(向こうの「国語」の授業的な意味で)。しかし現実的にはfirst handの2語つづりが多く、ネットを見れば一目瞭然。私たちも他者に注意される書き方をすることがあります。同じようなものですね。
■音声確認
■5秒英単語
fingernail
(手の爪)
「爪」は普段はnailでいいのですが、手か足かをはっきりさせる場合があります。handnailという言い方は一般的ではありません。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!