すでに落ち込んでいる相手に、さらに追い打ちをかけてしまった…
そんなときに使える英語表現が「rub salt in someone’s wounds」。
日本語でもおなじみの「傷口に塩を塗る」を、ネイティブがよく使う英会話フレーズで覚えておきましょう!
シーン別の例文付きで、感情の機微を英語で表現する力を伸ばせます。
■今日の英語フレーズ
rub salt in [someone]’s wounds
傷口に塩を塗る(=つらい状況をさらに悪化させる)
■例文
(1) Mary rubbed salt in his wounds by laughing at his failure.
(彼の失敗を笑って、メアリーは彼の傷口に塩を塗った)
(2) Don’t rub salt in his wounds. He already feels terrible about what happened.
(彼の傷口に塩を塗るようなことはしないで。そのことで彼はもうひどく苦しんでいる)
(3) Being laid off was hard, and then getting a rejection letter really rubbed salt in the wound.
(解雇は辛かったし、そして不採用通知が届くのは本当に傷口に塩を塗られる感じでした)
■フレーズ解説
rub salt in [someone]’s woundsは、日本語の「傷口に塩を塗る」とまったく同じ意味を持つ英語の慣用句です。
- rub:こする
- salt:塩
- wound:傷、外傷
直訳すれば「誰かの傷に塩をこすりつける」。つまり、すでに苦しんでいる相手を、さらに傷つけるようなことを言ったりしたりする状況を表します。
古代では、塩は消毒のために傷に使われていましたが、その痛みはかなり激しいものでした。そこから、「塩を塗る行為」が人の苦しみを意図的に悪化させる比喩として定着したのです。
✅ バリエーション
- rub salt into the wound (“in” を “into” に置き換え)
- rub salt in the wound (“someone’s” を “the” に)
どれも意味はほぼ同じです。
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■5秒英単語:今日のプチ学び
sketch
(スケッチ)
素描、略図、見取り図。また、短いコントや寸劇の意味もあります(コメディ番組でよく見かけますね)
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!