🥄銀のスプーンをくわえて生まれてきた?
裕福な家庭に生まれた人を表す英語表現です。英語らしい比喩表現で、背景を知ると理解が深まります。
💡今日の英語フレーズ
born with a silver spoon in one’s mouth
裕福な家庭に生まれた
📝例文
(1) He never had to work hard. He was born with a silver spoon in his mouth.
(彼は苦労知らずだよ。裕福な家庭に生まれたんだから)
(2) Some people think she’s successful just because she was born with a silver spoon in her mouth.
(彼女が成功しているのは、裕福な家に生まれたからだと思う人もいる)
(3) Unlike her classmates, she wasn’t born with a silver spoon in her mouth.
(クラスメートとは違って、彼女は裕福な家の出ではなかった)
(4) Just because he was born with a silver spoon doesn’t mean life is always easy.
(裕福な家に生まれたからといって、人生が常に楽だとは限らない)
💬フレーズ解説
born with a silver spoon in one’s mouthは、直訳すると「銀のスプーンをくわえて生まれてきた」となりますが、その意味するところは「裕福な家庭に生まれた」「恵まれた環境で育った」です。
昔、銀のスプーンは富や特権の象徴でした。ヨーロッパでは貴族や富裕層の家庭で銀の食器を使う習慣があり、赤ちゃんの出産祝いに銀のスプーンを贈るという文化もありました。その銀スプーンを口にくわえて生まれてきたと言うのですから、その意味は「生まれながらにして豊かさを手にしている」ということです。
このフレーズは、羨望・批判・感心など、文脈によってさまざまなニュアンスで使われます。
🌱豆知識
silver spoonだけでも「特権階級」を意味することがあります。ちなみに、「貧しい出自」や「最下位」の意味でwooden spoon (木のスプーン) という表現が使われることもあります。gold spoon (金のスプーン) という言い方は、一般的には使われていません。
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📐5秒英単語:今日のプチ知識
centimeter
(センチメートル)
「センチ」ではなく「センティ」、「メートル」ではなく「ミーター」、「 センティミーター」です。つづりは、アメリカ英語では centimeter、イギリス英語では centimetreになりますが、発音はどちらも同じです。ちなみに、英語では「cm」と略さずに、単語全体を書くことが多いです。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!