🔍️偶然の出会いや印象を表すcome across
come acrossは、ふたつの異なる意味を持つフレーズです。状況や文脈によってニュアンスが変わりますが、用法を正しく理解しておくと表現の幅が広がります。
💡今日の英語フレーズ
come across
(人や物に) 偶然出会う、見つける
(印象・態度として) …のように見える、…という印象を与える
📝例文
(1) I came across an old photo while cleaning my room.
(部屋を掃除していたら、偶然古い写真を見つけました)
(2) I came across a great little cafe near the station.
(駅の近くで、偶然すてきな小さなカフェを見つけました)
(3) She came across as very confident during the interview.
(彼女は面接でとても自信がある印象を与えました)
(4) He sometimes comes across as rude, but he’s actually very kind.
(彼は時々失礼に見えることがありますが、実際はとても優しい人です)
💬フレーズ解説
come acrossは文脈によって意味が異なり、主に次のふたつの用法があります。
1. (人や物に) 偶然出会う、見つける
「探していたわけではないが、出会った」というニュアンスです(目的語が人の場合については、後述します)。
2. (印象・態度として) …のように見える、…という印象を与える
この意味で用いる場合は「come across as + 形容詞/名詞」とasが加わります。
ところで、「人に偶然出会う」という意味でcome acrossを用いる場合、例えばI came across John on my way home. (家に帰る途中、ジョンに偶然会った) は正しい英語なのですが、ネイティブ的にはフォーマルな響きになるようです。日常的には、run into [誰々] (…に偶然会う) やbump into [誰々] (…にばったり会う) を用いるのが普通で、実際これらの方をよく耳にします。
🌱豆知識
come acrossを直訳すると「横切って来る」となります。比喩的に考えれば「自分や相手の視界・意識に割って入ってくる」という様子になるのです。
🎧音声で確認
📠5秒英単語:今日のプチ学び
line
(線、列、回線)
細長いもの、人が並ぶ列、文章の一行、通信の回線などを指します。「列に並ぶ」は、stand in lineやwait in lineのように言います。また、「製品のラインナップ」は、product lineと言いますよ。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!