“How are you?”以外のあいさつ
あいさつ表現の定番はHow are you?です。そこから始まって実践的な会話に興味を持つようになると、カジュアルな表現をいろいろ覚えると思いますが、ここでいくつか紹介しますね。私が好きな表現はコレ。
Howdy.
「やあ」
“Howdy!”(ハウディ!)とカジュアルに言いましょう。実に気軽です。日本語の「やあ」「よう」の感覚ですね。西部開拓当時、”How do you do?”が”How do ye do?”と発音されていたようで、それがさらに略された言い方だそうです。
Just the person.
「いいところに来てくれたね」
厳密に言えばあいさつ表現ではありませんが、タイミングよく人に会った時に使える表現のひとつです。”You are just the person that I wanted to see.”(あなたは私がちょうど会いたいと思っていた人なのです)を省略した形です。
Fancy meeting you here!
「奇遇だね」
意外な場所で意外な人にばったり会った時にはこのフレーズ。fancyには「想像する」という意味があります。同じ意味のimagineを使って、”Imagine meeting you here!”と言うこともありますよ。「ここで会うことを想像してごらん」という意味から転じて「想像すらしないよね」という意味合いになります。これを言われた方は、”You too.”と答えます。
Look who’s here!
「奇遇だね」
私はこれをよく使います。学生時代に覚えたんですが、特に理由もなく気に入りました。
What’s up?
「よう!」
このフレーズを知らない人は字面通りに「上に何があるの」と解釈してしまい、上を見上げてしまいます。冗談のようですが本当にある話なんです。発音は「ワサッp」と言う人が多く、その音のように”Wassup?”とつづる場合もあります。
What do you know?
「調子はどう?」
「何を知っているの」という意味ですが、あいさつ表現です。おもしろいですね。”What do you say?”と言う人もいるようですよ。言われたら、”Nothing special.”(特に何も。まあまあだよ)と答えればオーケーです。
What’s cooking?
「最近どう?」
「何が調理中なのですか」とはね。口語のcookには”happen”(起こる)の意味があるとのことで、What’s happening?(何が起こっているの?)と同義、転じて「調子はどう?」となりました。返答は、”Not much.”(まあまあ)などです。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!