こんにちは。英語・英会話コーチ工藤 裕です。
日本語のカタカナ表現は、日本人の勘違いや造語が定着した場合が多く、正しい英語を反映しているとは限りません(和製英語)。英語での本来の使い方を学ぶ必要があります。
日本語ではこう言いますが
ゲームセンター
英語では
video arcade
Comments (ひとこと)
私は札幌の東端に住んでいますが、高齢者の多い住宅地ゆえ、昔はよく見た光景が見られなくなってきました。寂しいなと感じるのは、子どもや若い人の少なさですが、それに伴いゲーセンがなくなったり、規模が縮小されたりしていることも時代を感じさせます。
この「ゲーセン」、もちろん「ゲームセンター」を略した言い方ですが和製英語なのです。英語では、”game center”と言うことはありません。video arcadeと言うのです。
いわゆるゲームセンターには、UFOキャッチャー(クレーンゲーム)を始めとするさまざまな種類がありますが、元々はテレビゲームを楽しむ場所としてスタートしました。実はこの「テレビゲーム」も和製英語で、英語ではvideo gameと言います。video gameを楽しめる場所として設けられたのがvideo arcadeと呼ばれるようになったのですね。
arcade [アーケイD]とは本来は屋根付きの街路のことで、通常両側に店が並んでいる所です。日本でも今ではすっかり一般的になったショッピングモールのイメージですね。
ちなみに、UFOキャッチャー(クレーンゲーム)を英語では、claw machine [クローマシーン]と言います。ついでに覚えておきましょう。
Examples (例文)
Example 1
A: Where on earth have you been? It’s nine!
(今まで一体どこに行ってたの?9時じゃない!)
B: I was at the video arcade playing some claw machines.
(ゲーセンでクレーンゲームやってたんだよ。)
Example 2
A lot of the parents aren’t happy about the newly opened video arcade in their neighborhood.
(近隣に新しくオープンしたゲームセンターについて、多くの親たちは好ましく思っていない。)
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!