こんにちは。オンライン英語・英会話コーチ工藤 裕です。今日も楽しく英語表現を学びましょう!!
Phrase (フレーズ)
forgive and forget
Meaning (意味)
水に流す
Comments (ひとこと)
自分と誰かの間に生じたいざこざや気まずさをなかったことにすることを「水に流す」と言います。過去の出来事が原因で悪くなった仲を再度リセットして、改めて関係を取り戻すことを言いますね。たまに条件付きで水に流すと言う場合もあるようですが・・・。
英語でこれをどう表すかですが、いろいろな言い方があります。今回紹介するのは、forgive and forgetです。ふたつの動詞、forgive [フォーギヴ] とforget [フォーゲッT]から成るフレーズです。、直訳すると「許して忘れる」です。恨まず記せず、ですね。
このフレーズのおもしろいところは韻律です。共通する”forg-“の部分で頭韻を踏んでいるので、forgive and forgetを発音するとリズムが生まれるわけです。韻を踏むというと、たいていは脚韻、つまり語尾や文末の韻を思い浮かべますが、このように頭で韻を踏むこともあります。
forgive and forget以外で「水に流す」を表す表現には、他に
Let’s forget about the past.
(過去のことは忘れよう。)
Let bygones be bygones.
(過ぎ去ったことは過ぎ去ったことにしておこう。)
Leave the past in the past.
(過去(のこと)は過去に置いておこう。)
などがあります。
Examples (例文)
Example 1
Let’s forgive and forget.
(過去のことなんて、水に流そうよ。)
Example 2
[フレーズを文字って]
I can forgive but it doesn’t mean I will forget!
(許すことはできるが、忘れるかというとそうではない。→つらい経験から得た学びとして、心には留めておく。)
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!