英会話では「ドラマ」も要注意
視聴率低迷が続くとはいえ、それなりに話題になる(?)のがテレビのドラマ。海外ドラマが好きという人も多いですね。「ドラマ」ですが、英語では言葉の使い方が違います。「アメリカのドラマが好き」は、”I like American dramas.” と言いたくなるのですが、
I like American TV shows.
と言いましょう。テレビ番組のことはTV showと言い、その中に
- drama(ドラマ)
- action(アクション)
- adventure(冒険もの)
- comedy(喜劇、お笑い)
- fantasy(幻想、ファンタジー)
- horror(恐怖、ホラー)
- science fiction(空想科学、SF)
- etc.
という分類 (category) があるのです。上で例に挙げたdramaという語の定義ですが、英語では
a movie or television production with characteristics (such as conflict) of a serious play; a play, movie, or television production with a serious tone or subject
(争いなど、まじめな内容の映画またはテレビ制作物;まじめな論調、主題を扱う演劇、映画、テレビ制作物)
となっています。日本語の「ドラマ」は異なった意味を持っていることがわかります。カタカナ語として使っているうちに、ズレが生じたんですね。
昼のドラマ
昔は「昼メロ」と言われていたお昼時に放送されるドラマのことを英語では
soap opera
と言います。soapと言われるようになった由来ですが、主な視聴者が奥さま方だったことから、その放送時間帯(平日昼間)のスポンサーに石けん、洗剤の製造会社が名を連ねたからです。
SF
science fictionも注意しましょう。SF(エスエフ)と言っても通じません。Sci-Fiと略し「サイファイ」と読みます。趣味趣向の話題で使う可能性が高いと思いますので、知っておいたほうがいいと思いますよ。繰り返しますが、「SF(エスエフ)」と言っても伝わりません。
今回は以上です。今日のあなたの精一杯の英語を話しましょう!!